のれんの製作にあたり知っておきたいこと

本疋田絞り

京都での製作がお勧め本疋田絞りは絞って染める作業を繰り返す染め色技法で、
古くから京都の伝統工芸として利用され続けています。

京都の染め技法は50種類以上あると言われていますが、
それぞれの技法毎に専門の職人さんがいて、代々引き継がれているなどからも
現在でもオーダーする事で、のれんに最適な本疋田絞りを入手する事は可能です。

立体感

布に立体感を与える技法でもある絞り染めには、竜巻絞り、四つ巻き絞り、
豆絞りなどの種類があるのですが、その中でも繊細で高度な技術を必要とするのが本疋田絞りです。

手間が掛かるなどの理由からも、入手出来るお店は少ないのですが、
インターネットで探す時などは、別名でもある京鹿の子絞りなどのキーワードで
お店を探すと見つかる事もあります。

方法がある

ちなみに、疋田は田んぼに線を描くなどの意味を持つ言葉で、
絞りの一目を田んぼに見立て、数が多ければ多いほど高級とされています。

絞る時には、左手の薬指の爪はV字状にカットを行い、絹地を爪に挟み込む、
摘まんだ生地の先を三角形に折って、絹糸を7~8回巻いて括り、布目に対し
斜め45度に粒を揃えてるなどの工程が必要です。

次に、絞った状態の生地を染めて、125度の高温で蒸した後は糸を解きますが、
糸を解くと四角形の立体的な粒が細かく浮き上がったようになります。

ちなみに、京都ではわずかの職人だけが出来る技となっているなど
希少価値が高い作品が特徴で、手間暇がかかる染め絞り技法になるので、
のれんをオーダーしてから完成までに時間を要します。