京都への観光に出掛けると、お土産屋さんでのれんを販売しているお店が多くあります。
一つ一つが手づくりで行われた製品も多い中、現代は大量生産の時代などからも
生産コストが安くなる分、販売価格時代もお安くなっているケースが多くあります。
しかしながら、一つ一つを手づくりで製作されたものは、お値段が高めです。
品質が良い、味がある、同じものがないなどの手づくりの魅力を持つのも
オーダーメイドの魅力、手書きで描かれた文字や絵柄は製作を手掛ける
職人さんの技によるものなどの魅力もあります。
ちなみに、京都は一つの製品を作る中で分業が行われているのが特徴で、
布を作るだけでも、原材料を初め、生地織、前処理、染色工程、水洗い、
布地カット、縫製などの工程を経て布製品が誕生します。
各工程は、プロの職人さんがリレー方式で製品を完成させるスタイルがあるのが特徴です。
尚、手書きの京都のれん、従来はお店に行かなければオーダーする事は
出来ませんでしたが、現在では通販店を利用して1つだけの作品を
購入する事も可能になっています。
注文時には、麻や綿などの素材や色を選択、好みのサイズを選んで、
製作方法は手描きを選びます。
デザインのイメージ図をファックスなどを利用して送付する事で製作が可能になります。
ちなみに、手書きの場合はデザインイメージに応じて価格が変わるため、
最初に見積もりを作成して貰い、価格を把握した上で正式発注になります。